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家について その303 Apr. 2018

木の家

ログハウスは、まさに木の家です。
木材自体は非常に優れた材料で、木材自身で湿気を吸ったり吐いたりしています。また木材には高い断熱性能があります。木材に触ったときに冷やりとしない手触りがあります、これが断熱性です。何故断熱性が高いかと言いますと、木材には小さな細胞が無数にあり、その一つ一つが空気で満たされているからです。断熱材として性能が高いもので、発砲スチロールがありますが、これも同じで小さな気泡に空気がたくさん満たされているから断熱性能が高いのです。ですので、木材だけを壁に使えば非常い暖かくて木のにおいがする家ができます。これが『ログハウス』です、調湿機能も高く夏涼しく冬は暖かい家です。ちなみに奈良正倉院の校倉造りは、丸太組工法と同様の構造で組まれており、日本最古のログハウスと呼ばれることがあります。

ログハウスのデメリット

ログハウスのデメリットは、経年変化のセトリング現象が挙がります。これは(沈む)という意味ですが、一本一本の木材を積み重ねて家が成り立っているので、特に家が出来た当初はどうしても木と木との隙間が僅かにあります。時が経つにつれて、木の隙間が徐々に埋まり、家自体の壁が下がってくることをセトリング現象と言います。このため、新築から三年くらいは定期的にこのセトリングに対して調整をして家の均衡を保たなりません。
そのほかのデメリットとして、外側は木の素材が剥き出しのため、雨がかかりによる劣化と紫外線による劣化が出ます。このため、木の耐久性を高めるための定期的な外壁塗装が必要です。この塗装は、5年に一度は塗りなおさなければいけません。
そのほかのデメリットとして、割れや反り(ソリ)起り(ムクリ)と呼ばれる変形が起きます。ログハウスの木材乾燥率の高い木材を使いますが、家の室内では煮炊きや暖房や加湿を行いますので、どうしても変形が出ます。この変形によって、家自体の気密性は低くなります。つまり隙間が出るということです。梅雨がなく寒い北海道などでは、ログハウスは良いかもしれません。しかし高温多湿なエリアでは、向いていないというよりは、お手入れが大変な家に感じます。

本物の木の家??

さまざまな広告で、本物の木の家とか無垢の家とか、伝統技術とか金物は使わない、木と木は木で組むなどと言います。
これらは間違いではなく、昔の民家や寺社仏閣はその通りです。このコラムでも説明しましたが、現在の住宅は昔の家と住まい方が違います。アルミサッシや樹脂サッシを使い気密性を高めて、冷暖房も行い煮炊きもしている室内と、寒い乾燥した室外では、湿度も温度も違うのに、昔と同じ材料や作り方が良いわけはありません。
本来は適材適所で、さまざまな材料を使うことが良いと感じます。人が触れる床や建具などは無垢の木材を使い、壁の中の見えない場所で使う材料は、木材であれば変形が起きない集成材、鉄骨や軽量鉄骨でも変形が無ければ問題がないと感じますが、如何でしょうか。

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