・管理費や修繕積立金、駐車場代などがかからない。
・築年数が経過しても土地部分の価値があるため、土地の資産価値は残る。
・駐車場が目の前に設置できるので、雨や買い物での乗り降りや、荷物の出し入れが容易で安全。
・管理組合などへの参加義務がない。
・日常生活の動線でのプライバシーが保たれる。
・騒音面で神経質になりにくい。
・敷地内であれば、自由に増築や建替えができる。
・同じ立地条件であれば、分譲マンションより高額。
・将来の修繕費を貯めなければならない。(マンションも室内部分は自分で貯める必要あり)
・建物と敷地の防犯性を意識しなければならない。
・害虫の被害を意識しなければならない。
・庭の手入れが必要になる。
・同じ立地条件であれば、一戸建住宅より低額。
・外装や共有部分は、将来の修繕計画が管理組合主導なので面倒が少ない。
・鍵ひとつで守れるので、防犯性が高い。
・害虫の被害を意識しない。
・庭の手入れが不要。
・基本的にバリアフリーである。
・管理費や修繕積立金、駐車場代の費用がかかる。
・将来への資産価値はあまり期待ができない。
・駐車場の出し入れの安全性(子供)や、雨や買い物での乗り降り、荷物の出し入れが面倒。
・管理組合などへの参加義務がある。
・日常生活の動線でのプライバシーが保たれない。
・騒音面で神経質になりやすい。
・室内以外はバルコニーや窓・玄関ドアも共有部分であり、自由に改装ができない。
物件価格は戸建住宅が高くなってしまう傾向にありますが、管理費や修繕積立金、駐車場代などがかからないのは戸建住宅の大きなメリットといえます。
毎月3万円程度の管理費や修繕積立金さらに駐車場代の負担を、30年の長期で払うことを考えると、少なくとも1,000万円程度は戸建住宅が高くても分譲マンションと同じと考えられます。
ただし、駐車場は使わず、室内のメンテナンスも最低限で大丈夫と考え、外装や共有部分の修繕や清掃などの管理を任せられると考えれば、分譲マンションの方が、身体の自由が利かないくなることが身近な世代には、優位性があるといえるでしょう。
分譲マンションは、敷地面積を戸数で割ったものが土地の所有区分となるため、土地よりも建物の価格のほうが、購入金額に占める割合が高くなります。
建物の耐用年数は、一戸建てが22年、マンションは47年に設定されており、マンションのほうが建物の価値が減る減価償却期間が長くなり、結果的に固定資産税の高い状態が続きます。
固定資産税・都市計画税は、一戸建住宅よりもの分譲マンションほうが高く、同じ購入金額なら購入後にかかる費用は、一戸建てのほうが割安といえそうです。
マンションか一戸建住宅を購入した100人を対象にネットアンケートを実施(スーモ編集部調べ)
2016年3月~2017年3月に販売された物件データの平均値
不動産経済研究所調べ、図はスーモより
キッチンやバス、トイレなど水回りの設備では、分譲マンションと一戸建住宅の大きな差はない。
分譲マンションでは、共有部分に宅配ボックスなどのほかに、キッズルーム・ゲストルーム・フィットネススタジオ・カーシェアリング・共同浴場など、分譲マンションの総戸数規模に合わせた共用施設があるのがメリット。
一戸建住宅は、部屋数確保のために、一般的には2階建てが多い。
最近は平屋も増えてきたが、敷地と建物の床面までの段差が60センチ弱はあり、玄関ポーチで3段と玄関框1段の4段の段差が必要。
分譲マンションは、一般的にワンフロアープラン。
玄関アプローチも、スロープを使いエレベーターも設置されている。
バリアフリーでは、分譲マンションの方が優位。
一戸建住宅は、2階建または3階建てで、廊下や洗面そして浴室やトイレに窓があり、各居室にも大きな窓がとりやすい。
また角部屋率も高くなり、家全体が風通しが良い。
分譲マンションは、角部屋以外は窓がとりにくく風通しが悪い。
さらに廊下や洗面そしてトイレに窓がある物件は少ない。
このため、窓を開けて涼を得るというよりは、常にエアコンに頼るイメージ。窓が少ないぶん、冬場は暖かい。
部屋や廊下水回りでのヒートショックが少ないのは分譲マンションで、これは高齢世帯に向いていると言えます。