
タワマン・クライシス(タワーマンションの危機)と言うタイトルの記事を見つけましたのでご紹介いたします。
マンションには大規模修繕がありますが、大規模修繕費用のための積立金が不足ぎみで、いろいろな問題が増えているという内容です。
マンション大規模修繕工事の周期のおおよその目安は「12年周期」で考えられることが多いです。これは建築基準法で、築後10年を経過した外壁がタイル貼りなどのマンションは「3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要がある」と定められていることと関係があると言われます。
一般的な大規模修繕工事内容として
1回目(12年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
2回目(24年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
・水槽やエレベーター・給水/排水管・ガス管といった設備の交換の検討。
3回目(36年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
・玄関ドアや窓ガラス・サッシといった各住戸の建具交換が検討。(マンションでは玄関ドアや窓ガラス・サッシは共用部分になります)
大規模修繕費用は「1㎡あたり200円程度が必要」という見解を国交省は示しています。
このため、50㎡で月額10,000円程度が相場になりますのでそれより安い場合は、今後積立金が値上がりすることが予想されます。
マンションの購入の際には、管理組合への聞き取りなどの事前調査をお勧めします。
以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。
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