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不動産にまつわる犯罪?19 May. 2018

不動産の知恵ふくろう

不動産にまつわる犯罪とは?

今回は、不動産に関連する犯罪を、刑法の視点からいくつか挙げてみたいと思います。

まず想像するのが、『詐欺罪』でしょうか。
先日も、大手不動産事業者が何十億という詐欺被害にあったというニュースがありましたね。
こちらは、本人確認書類や権利証、印鑑証明書を偽造し、売主になりすまして売買代金をだまし取る、という犯罪です。
もちろん、書類の偽造自体も『公文書偽造罪』という犯罪です。
不動産の悪いイメージ、なんとかしたいものです。

つづいて、『住居侵入罪』です。
これはその名のとおり、他人の住居・邸宅・艦船などに、不法に侵入する行為です。
似たような犯罪に、『不退去罪』というものもあります。
こちらは、『出ていくように命じられたのに出て行かない』という罪です。
店舗などの、一般に出入りが許容されている空間において、退去命令に従わなかった場合に該当します。
そもそも入って良い場所か、そうでない場所かが住居侵入罪と不退去罪の違いになります。
『ラーメン屋に3時間居座って不退去罪になった』という事例もあるようです。
気をつけましょう。

犯罪名に『不動産』を冠する『不動産侵奪罪』という犯罪もあります。
他人の不動産に勝手に建物を建てる等の行為が該当します。
他にも、『他人のマンションの鍵を勝手に交換して、立ち入り禁止の張り紙をした』という例や、『他人の土地に穴を掘って、土砂を積みあげた』という事例もあります。
昔は窃盗罪で処罰しようという議論がありましたが、『不動産を盗む』というのはおかしいということで、昭和35年に新たに設けられた刑法犯です。
一方、他人の土地で生育している農作物を抜き取って持ち去る行為は『窃盗罪』になります。
農作物は、抜き取った時点で『不動産】から『動産』に変わるという理屈ですね。

最後は『境界損壊罪』です。
土地の境界を示す『境界票』を勝手に移動したり除去する行為はこの『境界損壊罪』に該当します。
ちなみに、境界票を壊しただけではただの『器物損壊罪』ですが、境界票を壊して『境界を不明にする』と境界損壊罪が成立します。
勝手に境界杭を抜いたりしないようにしましょう。

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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