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伝導過熱11 Aug. 2018

不動産の知恵ふくろう

築地火災の原因は伝導過熱,一般家庭でも起こり得ます!?

以前、ニュースで騒がれていました築地火災は、火元がラーメン店の厨房(ちゅうぼう)でした。
出火原因は、スープを作る寸胴(ずんどう)鍋を加熱するコンロから、近くの壁に熱が 伝わってこもり、突然発火する『伝導過熱』によるものと言われています。

壁の中から自然発火!?と思われるかも知れませんが、低温着火火災は以前から問題になっていました。
低温着火火災が一般家庭でおこる原因として、コンロと側面の壁の距離が近かったり、ストーブを壁に近い位置に設置しているご家庭はお気を付けください。
本来なら、木材は400℃程度まで加熱しなければ自然に発火することはありません。
しかし、強い熱源が近くにある場合は、壁の木材に熱が伝わります。そうすることで木材に含まれている水分は徐々に失われ、長い時間をかけて木材を炭化させてしまいます。炭化した木材は100℃程度の熱が加わると壁の内部で発火してしまうことがあります。この現象を低温着火火災と言います。

実際の例を挙げますと、以下のようなケースがあります。
1.いつもコンロの火を受けて、壁下地の木材は含有水分量が少なくなり、そのうちに乾燥が進み木材が炭化し、熱が加わると着火するようになる。
2.仏壇のローソクの熱が天井裏に伝わり出火した例。
3.ダウンライトの熱で出火した例。
通常、木材は400~500℃で燃えますが、上記の状況では、150~200℃で着火します。これを『低温着火』と言います。
見た目では内部の木材の状況がわかりませんので、油断は出来ません。
東京消防庁によると、昨年、管内で伝導過熱が原因で起きた火災は21件。ほとんどが飲食店や工場だったが、3件は住宅で発生していた。2007年以降でみると、計62軒が住宅で起きています。

今回のようなコンロから、近くの壁に熱が伝わってこもり、突然発火する『伝導過熱』を防ぐ方法もあります。
・コンロと壁の隙間に10~15cm以上の間隔を明ける。
・距離がとれない場合はステンレスや石膏ボード等の防熱版を設置する。
・壁をさわってみる。(熱いようなら危険な状態かもしれません)

日ごろから火の元には気をつけたいと思います。

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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