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住宅ローン07 Aug. 2019

不動産の知恵ふくろう

住宅ローン|銀行、保証会社、不動産業者の関係

銀行ローンの折衝というのは、微妙で複雑な関係の中で行われます。
直接的には、借り手であるあなたと貸し手である銀行との交渉ですが、その間に不動産会社の担当者が介在しています。
そして、あなたの個人信用情報を見て「貸せる・貸せない」を判断するのは、銀行が依頼した保証会社等です。

この中で、あなたにとって一番の味方になってくれるのはもちろん、不動産会社の担当者です。
何とか有利な融資を受けられるように、いろいろと動いてくれる存在です。
しかし、銀行の担当者も、決して「敵」ではありません。
住宅ローンは銀行にとってもちろん商売ですから、基本的に「お客様」としてあなたを扱ってくれます。
もし成立すれば、銀行担当者の成績にもなります。したがって「どうぞウチで借りてください」という立場です。

しかし、それで完結しないのが住宅ローンです。
もしもあなたに貸したお金が不良債権になってしまったら、銀行としては一大事です。
銀行は別会社の保証会社もしくは、行内の審査部といった部署に、あなたの個人信用情報を探らせるわけです。
保証会社は、あなたの悪い情報を見逃して不良債権を作ってしまうと、自分たちの会社の損失になります。そこであなたの個人信用情報の悪い情報を絶対に見逃さない、ということが仕事になります。
つまり、保証会社の担当者というのは、あなたにとってはっきりした「敵」になるわけです。ここで一線が引かれます。

借り手になるあなたは、保証会社等の担当者と折衝することはありませんし、会いもしません。
保証会社等の担当者が連絡を取るのは、銀行の担当者だけです。
保証会社等はあなたの個信情報を調査し、それをもとに融資の是非を判断し、その結果を銀行に伝えます。それが不動産業者を通してあなたに伝えられるわけです。
この関係の中で、貸付額や金利などの折衝が進んでいきます。銀行の担当者にとってもあなたは「お客様」で出来るだけ業者(つまりあなたの意)に沿った方向でローンを組みたいと、銀行の担当者も考えてくれます。

しかし、一方で、銀行の担当者は保証会社の言うことに従わなければなりません。
審査に関しては、保証会社等が絶対的な力をもっています。したがって、この「銀行担当者と保証会社の担当者」のやり取りが最も重要になってくるわけです。
よって「あなた・不動産会社」と「銀行・保証会社」との間にも微妙な線が引かれることになるわけです。
この非常に微妙な関係を、よく把握しておかなければいけません。つまり銀行の担当者は、基本的には、こちらの立場で考えてくれていますが、完全な「味方」ではないのです。
つまり、あなたの一番の味方になってくれるのは不動産会社なのです。
そのためなんでも本音で話されることをお勧めします。
但し、ネットバンク系の住宅ローンは、不動産会社が間に入れないことがほとんどですので、直接自分で金融機関とやり取りする必要があります。
住宅ローンの審査では、この辺りも踏まえておくとよいでしょう!

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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