ユナイト株式会社|山梨の不動産相談、50歳からの住宅探し

子育て環境29 Dec. 2018

不動産の知恵ふくろう

子育て環境

住宅購入を検討なさる方で「子育て環境が良いからこのエリア」と仰る方はとても多くおります。
これは、もちろん大切な視点ではありますが、固執し過ぎると本末転倒になってしまうこともあります。

事例で言いますと「子育て環境がいいから、東京都○○区限定で探した。中古マンションはデザインが古い感じがするので、この新築マンションを買おうと思うが、どうだろうか?」というご相談がありました。
5,500万円、75㎡、最寄り駅徒歩10分、総戸数30戸の新築マンション。
詳細は割愛しますが、それを買った場合の15年後の資産価値は、4,000~4,500万円程度という印象です。(相場変動考慮しておらず)
しかし、家は資産という側面の他に、そこで生活をするというお金には換算できない側面もあります。
今回で言えば子育環境でしょう。

このエリアでの「子育て環境」について、どのように優れているのかについては、自治体の手当等が充実しているとのこと。総額で300万円の手当が見込めるとのこと。
確かに、家計にとっては手当てが充実しているのは助かります。
でも、もしそこのエリアにこだわっている理由の大きな部分がその手当だったとすれば、上の事例であるように、総額300万円の手当を受ける為に1,500万円をロスするという状態になってしまいます。

賃貸で住み続ける計画であれば、そのようなエリアの選定方法もひとつかもしれません。
しかし、家を買う場合には、かなり大きな金額をそこに投資することになりますので、資産の全体像を俯瞰してみることも、時には必要になります。

今回のケースであれば「中古+リノベ」「広さを狭めてもっと都心に」など、まだ色々と検討すべき選択肢があるかもしれません。
住まい探しの条件のうち、一つを例として今回の子育て環境を取り上げましたが「中々良い物件に巡り会えない」と感じている方は、希望条件のどれかが選択肢を大きく狭める要因になっていることがあります。
もう一度、条件を見直してみて優先順位をつけてみるのも良いのではないでしょうか。

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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