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熊本地震(その2)15 Apr. 2019

不動産の知恵ふくろう

熊本地震が遺した教訓(その2)

8,329戸が全壊という甚大な被害をもたらした熊本地震から3年が経ちます。
今回は、熊本地震から得られた教訓を、前回に続いて皆様にもシェアしたいと思います。
震度7が2回発生 震度1以上の地震は4,484回、
繰り返す余震への対策や、より高い耐震性へのニーズが高まりました。

震度6強以上の地震が7回も発生
繰り返し発生した地震によって倒壊する住宅もありました。

▼木造住宅の建築時期別被害状況
建築時期別被害状況

2000年、1981年の前後で耐震性能に大きな開きがありました。
1981年~2000年築の木造住宅(いわゆる新耐震基準)であっても「無被害」わずか2割のみでした。

国土交通省が「新耐震木造住宅検証法」を取りまとめ、2017年5月に公表された。
この年代の木造住宅を補助金対象とする自治体が増加したリフォーム推進協議会発行の冊子で『「81-00年木造住宅」は、現行の耐震基準を満たしていな為、耐震診断が必要』と明記されました。

▼耐震等級「3」制震へのニーズが高まる
「81-00年木造住宅」は耐震診断を行い耐震性のチェックが必要。
また、旧耐震の建物よりも耐震補強を行う事で耐震性が大きく改善できる年代の建物といえる。
繰り返す大地震に備えて、耐震だけでなく制震も検討したい。
現行耐震かつ耐震等級「3」の住宅の9割が無被害で、1割も軽微な損壊だった。

▼耐震診断結果調査データー
新耐震基準の「81-00年木造住宅」でも、85.64%の住宅は現行の耐震性(評点1.0)を満たしませんでした。

▼まとめ
今から中古戸建てをご検討される際には、上記のデーターを是非ご参考にされて下さい。
新耐震基準の年代の戸建であっても、2000年5月以前の木造住宅(いわゆる「81-00年木造住宅」)は、約85%の住宅が現行の耐震性能を満たしていません。
「81-00年木造住宅」の年代の中古購入を検討される際には「耐震診断」を行い、耐震補強計画を作成の上、耐震補強工事をしてお住まいになる事をお勧めします。
上記、耐震補強工事の平均金額は、約166万円です。

「81-00年木造住宅」で、築20年を超えている場合は、耐震補強工事を行う事を特におすすめします。
現行の基準まで耐震改修工事を行い「耐震基準適合証明書」を取得することにより、築20年を超える住宅を購入しても
「住宅ローン減税」「登録免許税の軽減税率」「不動産取得税の軽減」の対象に出来ます。
上記税金の軽減措置を受けれる費用は、数十万円~最大二百数十万円と減税効果がかなり大きいです。減税される金額で、耐震補強も出来てしまう事が多いのです。
減税も出来て安心も買えることになりますので、行わない選択肢はありません。
巨大地震は日本全国どこでも起き得ます。いつ発生してもおかしくない、大地震に対してどう備えていくのか、やはり考えていかなければいけません。

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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