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耐震補強20 Nov. 2019

不動産の知恵ふくろう

命を守る自宅の耐震補強工事

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)は、定期的に発表されている調査データを公開しました
詳細については、下記リンクよりご確認をお願いします。

>耐震補強工事は「100万円台」がカギ

多くの消費者が想定する「耐震補強工事費用の目安は100万円台」とのことです。
木耐協の発表データを見て、耐震補強工事の平均施工金額、平均施工金額(中央値)は下記の通りです。
・耐震補強工事の平均施工金額:167万6,637円
・耐震補強工事の平均施工金額(中央値):140万0,000円

命を守る自宅の補強費用を、価格だけで判断されてしまうのは非常に残念ですが、現実はかなりシビアな状況です。
残念ながら、耐震補強工事をしない理由として、
第1位が『工事金額』
第2位が『地震が来たら仕方が無い』
との結果でした。
建築事業者側として感じることは、消費者の費用負担を抑えた補強プランや耐震改修工事のさまざまな工法の活用提案(東京都が発表)が非常に重要と思います。

>安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」の事例紹介

南関東では、今後30年以内にマグニチュード7程度の大地震が70%以上の確率で発生すると言われています。
耐震診断を行って、結果が1.0を下回るようなご自宅は耐震改修をお勧めします。
ちなみに、マグニチュード7.3の地震が東京湾北部で発生した場合は、東京都内の建物は約280万棟のうち、約11.6万棟が全壊、約32.9万棟が半壊するであろうと予想されています。
もしも直下型の大地震が発生したら、身動きすることも困難です。
地震による木造住宅の倒壊から自分や家族の命を守るためには、耐震診断を実施し、結果が悪かった場合は必要に応じて壁補強や筋交い設置、金物で柱や梁(はり)を固定する等の耐震改修を実施する事が大切です。

今回の木耐協の調査データでは、耐震補強工事検討者の約半数は「100万円未満」での耐震補強工事を想定しているようです。
しかし「200万円未満」までの方を含めると約8割となります。
消費者に対して、建築業者側の耐震補強提案は「200万円未満」の提案であるば「消費者は受け入れやすい」との記述があります。

私どもが携わる不動産業界において、住宅ローン減税の恩恵を受けられるようにするための補強工事などは「中古の住宅の売買の引き渡し時点」では人が住んでないため、比較的耐震改修工事もしやすい状況となります。
中古の戸建て住宅を検討される際には、是非、家族の命にも関わる大切な補強工事を視野に入れ、安心・安全な住宅を検討して頂きたいと思います。

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