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農地の相続05 Aug. 2018

不動産の知恵ふくろう

相続した農地の有効活用法

相続が発生した際に、親が所有していた田舎の農地を引き継ぐといったケースがあります。
相続人の方が都心でサラリーマンをしており、相続した農地は利用されず、耕作放棄地となってしまう、ということは充分に考えられる状況です。

では、相続した農地はどのように活用したらよいのでしょうか。
そもそも農地は「国民の食糧自給の礎となる」ということから、簡単に売却したり、農地から宅地へ転用することが認められていません。
農地法にそれぞれ要件が定められており、農業委員会への許可や届出が必要になるのです。
農地の所在や規模に応じて「原則許可が認められない」「原則許可」とそれぞれ決められています。

条件に応じて、活用方法を検討してみましょう。
活用方法は大きく分けて「農家に貸す」「売却する」「転用する」といった方法があります。

「農家に貸す」
一番、許可等の面でハードルが低い方法はこの農家に貸すという方法でしょうか。
農地法の制限は、原則として良好な営農条件を備える土地については、そのまま農地として保護していきたい、という理念に基づいています。

農地をそのまま農地として利用することになるので、許可等のハードルは低くなります。
ただし、そもそも農家自体の人手不足という状況があるので、借り手がつかないという問題も生じます。
農業委員会による斡旋や、農地バンクへの登録なども利用してみましょう。

「売却する」
そのまま農家に売る、という方法です。
こちらも農地として利用されることになるので、許可等のハードルも高くはありませんが、やはり買い手がつかない、という問題は残ります。

また、買いたいという農家の方がいても、その方に資金力がなければいけません。

「転用する」
こちらは、土地自体を『農地』から宅地や資材置き場、太陽光発電所に変更してしまう方法です。
農地に比べて利用方法が広がり資産性も増すので、自ら利用する場合も、他人に貸す・売る場合にも、選択肢が広がります。
ただし、この方法のネックはそもそも転用することの許可等が下りにくい、という点です。
「良好な営農条件を備える農地は保護したい」という農地法の趣旨からすると、農地ではなくなってしまうので、許可等の条件が厳しくなっています。

相続した農地について利用予定がない場合には、なるべく早めに活用方法を検討された方がよいかもしれません。

以上、バイヤーズエージェントの小宮山でした。

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