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雨水の進入22 Sep. 2019

不動産の知恵ふくろう

どのような戸建住宅が「雨水の浸入」が多いのか?

戦後、日本の木造住宅の平均寿命は20数年と言われた時代もありましたが、住宅品質確保法の『住宅性能表示制度』や、長期優良住宅普及促進法において1990年代からは100年の寿命を目指す取り組みがスタートしました。
耐久性を確保するための設計仕様においても、さまざまな形で検討・基準化されてきましたが、現実は外皮部分である屋根や外壁、開口部等から雨水の浸入を起してしまい、躯体内の劣化を進行させてしまっている場合もあります。

その結果として、新築の場合でも比較的早いタイミングで「大が掛かりな補修・改修工事が必要」となるケースもあります。
そのような場合には、万が一に備える保険制度として「住宅瑕疵担保責任保険」という制度がありますが、残念ながら、住宅品質確保法の瑕疵担保責任期間である満10年を過ぎてから劣化事象が本格的に進行することがあり、保険では対応できない場合もあります。

「どのような形状の建物で、雨水の進入が多いか?」と言いますと、軒の出や庇のない屋根形状、陸屋根(平らな屋根)やパラペット付き勾配屋根、一体型バルコニーなどの形状で雨水の進入が起きることが多くなります。
このような形状のものは、外壁への雨掛かりが多くなり、防水への依存度が高くなります。
さらに、片流れ屋根や軒ので寸法がゼロ、金属屋根の3項目が特に雨水侵入の事故が多くなります。

住宅瑕疵担保責任保険法人である『株式会社日本住宅保証検査機構(通称:JIO)』の調査によると、設計施工基準の雨水浸入部位に関する区分の層分けは、
・屋根の防水
・バルコニーおよび陸屋根の防水
・外壁の防水
の3つに分けられています。
上記の3つの部分の状況については、中古住宅を購入する場合では特にチェックが必要で、購入後においても定期的なチェックが必要となります。
また、新築の木造住宅の保険事故物件を見ますと、圧倒的に『サッシまわり』の雨水浸入が多くあります。
その次に多いの場所が外壁の平らな部分であり、また防水層とサッシの取り合いといった箇所も同様に雨水進入事例が多くあります。

中古住宅の購入時には、内見などの見学時に合わせて、上記のような外装部分のチェックも必要と思います。
ご自身でチェックができない場合は、建物状況調査(インスペクション)の依頼や、住宅のプロと一緒に見学することをお勧め致します。

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