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相続①16 Sep. 2019

もめたら絶縁

先日、相続のセミナーを受講しましたので、その内容をお知らせします。
相続では、遺産分割のもめごとが多いそうです。
いちどもめごとが起きてしまうと、親子や兄弟姉妹では「会話ができない」ほどにこじれて、絶縁状態になってしまうそうです。
もめる時は、財産の多い少ないに関係なく、普通の家庭がもめるとのことです。

では、もめごとのトップ3は?
①コミュニケーションが取れない
これは「それぞれの主張が対立」「一方的に話を進める」「頭ごなしで聞く耳を持たない」「話し合いにならない」
という状態を指します。
②財産を開示しない
これは、身近な相続人が財産を預かり「教えない」「分けない」という状態を指します。
③不動産が分けにくい
これは「相続人が複数いるのに不動産は一ケ所で分けられない」「同居しているので当然相続できるという考え」を指し、相続人同士に温度差がある状態を指します。

普通の家庭が一番もめる

実は、相続では普通の家庭が一番もめるそうです。
ちなみに普通の家庭とは
・財産が5千万円以内
・相続人が3人以内
・相続税がかからない
・遺言書がない
です。

では、このような普通の家庭が一番もめてしまうのは何故なのでしょうか?
それは「相続が発生したらどうしようか?」ということを、親族間で全く考えていないことが原因です。
生前に「相続が発生したらどうしようか?」を話し合っていれば、上に記載したようなコミュニケーション不足や財産がどこにどれだけあるとか、同居している私に一番の権利がある、といった温度差を認識できます。
温度差を認識できれば、話し合いができ妥協点が見つけられます。
しかし相続が起こってからでは、時間的な余裕も少なく、それぞれの主張が対立して、最終的に調停や裁判となります。
調停や裁判になりますと、相続人同士では話し合いができず(弁護士から「相続人同士では話をしないでください」と釘を刺されます)その結果『絶縁』となってしまうのです。

生前の対策

相続でもめないためには、生前の対策が一番重要です。
生前の対策として、特に重要な要素として「認知症になる前に行う」というものがあります。これは、本人の意思確認が取れないと前向きな対策をすることができないからです。
また、もめごとが一番多い『遺産分割』でもめないためには
・親族間で普段からコミュニケーションを取っておく
・親族間で財産や生前の贈与などの情報はオープンにしておく(隠さない)
・親族間で寄与(貢献)や介護の役割分担の情報もオープンにしておく
・遺言書や民事信託を用意しておく
以上のような対策は、時間もかかりさまざまな情報も必要ですので、はやめに行うことをお勧めします。

遺言書

40年ぶりの民法の改正により、遺言書の作成が手軽になりました。
その内容は
・作成方法が「すべて自筆」から「案文は自筆、財産目録はワープロやパソコンでの作成可能」
・保管場所が「自宅など」から「法務局」(法務局の保管は数百円の印紙代がかかります)
・改正前は「体裁が整っていないと効果が無くなることや紛失や改ざんの可能性があった」が改正後は「法務局のチェックで不備の指摘を貰えることや紛失や改ざんの可能性がない」
となっています。
遺言書の作成年代は、約37%の方が70歳代で作成しているそうです。

遺言書作成時のポイントは
・遺言書は「こっそり」と作らない(公正証書での遺言書がお勧め)
・遺産分割は「公平にする」のが無難
・公平に分けられない時は「その理由を明記」する(付言事項に理由や意思を書いて伝える)
・財産のことだけでなく「感謝や気持ちも残す」
とのことです。
確かに、遺言書の中に感謝の気持ちが入った「配慮のある遺言書」を見れば、深刻なもめごとになるようなことは少ないと感じます。

相続②に続きます

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